診断アクション
診断アクションでは、以下を行います。
- 診断セッションを開始してスナップショットを収集する
- Java のみのスレッドダンプを取得する
パフォーマンスが遅い、またはアプリケーションでエラーが多発する場合、診断アクションを開始して根本的な原因を解明できます。
診断セッションでは、キャプチャされたトランザクションのスナップショットを完全なコールグラフ付きで表示します。このスナップショットにより、ビジネストランザクションパフォーマンスの正常性ルール違反や遅い/停止したトランザクションイベントの診断が可能になります。診断セッションをトリガーするイベントの影響を受けたエンティティは、ビジネストランザクションでなければなりません。
スレッドダンプは、JVMプロセスの一部であるすべてのスレッドの状態の汎用スナップショットです。各スレッドの状態は、各スレッドのスタックの内容を示すスタックトレースで表示されます。スレッドダンプは、コードのデッドロックなど、JVMのパフォーマンス問題を診断するために使用されます。