アクセス許可
通常、ユーザーごとに持っているロールが異なれば、それらのユーザーがセットアップして使用するアラートと対応の機能も異なります。アカウントレベルで付与できる権限もあれば、アプリケーションレベルで、あるいはティアレベルでさえ、付与できるものもあります。
アカウントレベルの権限
アラートテンプレート、メールテンプレート、HTTP リクエストテンプレート、およびメール/SMS 構成は、アカウントレベルの機能です。これらの機能の範囲は、Splunk AppDynamics アカウント全体、およびそのアカウント内のすべてのアプリケーションです。必要な権限を含むアカウントレベルのロールを持つユーザは、アカウントレベルのテンプレートと構成を作成して管理できます。これらの権限は、事前定義された Account owner ロールに属します。Account owner は、これらの権限の一部を含むカスタムロールを作成することもできます。たとえば、Account owner はメール テンプレート マネージャ ロールを作成し、そのロールをユーザーに割り当てることができます。これにより、そのユーザーはメールテンプレートを作成および変更できます。
これらのアカウントレベルの機能を作成、管理、構成するには、それぞれ次の権限が必要です。
- アラートテンプレートの構成
- メールテンプレートの構成
- HTTPリクエストテンプレートの構成
- メール/SMSの構成
アプリケーションおよびティアのレベルの権限
ポリシー、正常性ルール、アクション、メールダイジェストは、アプリケーションレベルまたはティアレベルの機能です。これらの機能は、アプリケーションか、それらが作成されたティアを対象範囲としています。これらの機能を作成、管理、および設定するには、それぞれ次の権限が必要です。
- ポリシーの設定:ポリシーの作成、編集または削除
- 正常性ルールの構成:正常性ルールの作成、編集、削除
- アクションの構成:エージェントプロパティUIのアクションの作成、編集、または削除
- アクションの構成:メールダイジェストの作成、編集、または削除