データ収集ダッシュボード
このページでは、データ収集ダッシュボードについて説明します。このダッシュボードには、Splunk AppDynamics によって収集および処理されたすべてのデータが表示されます。
データ収集ダッシュボードについて
Splunk AppDynamics では、ほとんどのデータ設定をカスタマイズできます。Splunk AppDynamics エージェントのタイプと製品にはさまざまな種類があるため、多数の異なる場所で構成を変更できます。この柔軟性により、すべての設定を追跡し続けることが困難になる可能性があります。
データ収集ダッシュボードでは、アクセスしやすい単一ビューから設定パラメータの現在の状態を確認できるようにすることで、この課題に対処しています。組織のセキュリティとプライバシーに影響を与える可能性があるすべての設定パラメータについて確認できます。データ収集ダッシュボードを利用すると、構成したアプリケーション インスタンスについて Splunk AppDynamics がどのようなデータを収集しているのかをいつでも把握できます。
統合ビューは管理者のみが利用できます。
Data Collection Dashboard を表示するには、[Settings] > [Data Collection Dashboard] をクリックします。
ダッシュボードに読み取り専用のビューが表示されます。プラットフォームの各場所で構成値を変更できます。
[Export] をクリックして選択したデータ収集設定の生の JSON ファイルを保存し、非管理者、監査人、販売担当者と共有できます。
データコレクタのタイプ
この表には、Data Collection Dashboardに表示できるデータコレクタのすべてのタイプがリストされています。
| データコレクタのタイプ | 説明 |
|---|---|
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エージェントログセッション |
エージェント ロギング セッションでは、アプリケーション構成の変更、メトリックデータ、システムエージェント登録など、特定のタイプのロギング情報を含む情報がロギングされます。 |
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エージェントメタデータデフォルト構成 |
エージェントメタデータデフォルト構成では、アプリケーションエージェントのトランザクションメタデータが収集されます。 |
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ブラウザ設定構成 |
ブラウザ設定構成では、ブラウザRUMと合成メトリックが収集されます。 |
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カスタムデータブラウザ |
カスタムデータブラウザは、エージェントをカスタマイズして、ブラウザに関するカスタムメトリックを収集します。 |
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カスタムデータモバイル |
カスタムデータモバイルは、エージェントをカスタマイズして、インフォメーションポイント、カスタムタイマー、カスタムメトリックなどのカスタムデータタイプを収集します。 |
| DBコレクタ | データコレクタはデータベースエージェント内で実行し、データベースインスタンスやサーバーに関するパフォーマンスメトリックを収集します。 |
| DBセキュリティ構成 | データベースセキュリティ構成は、データベースから取得された、機密ユーザーデータが含まれている可能性のあるリテラルを収集します。 |
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EUM設定構成 |
EUM設定構成は、EUMメトリック、カスタムデータ、分析データを収集します。 |
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GUIDインジェクション |
GUIDインジェクションは、ログおよびトランザクション分析データを特定のビジネストランザクションリクエストに関連付けます。 |
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HTTPリクエスト |
HTTPリクエストは、ビジネストランザクションで交換されるHTTPメッセージのURL、パラメータ値、ヘッダー、Cookieを取得します。 |
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インフォーメーションポイント |
インフォメーションポイントは、ビジネストランザクションとは独立して、メソッドのすべての呼び出しでデータの状態を反映します。 |
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ログ分析ソースルール |
ログ分析ソースルールは、ジョブファイルを使用してデータソースをロギングし、ログ分析データを収集します。 |
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メソッド呼び出し |
メソッド呼び出しは、メソッド引数、変数、戻り値などのコードデータを取得します。 |
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モバイル設定構成 |
モバイル設定構成は、モバイルRUMメトリックを収集します。 |
| SIM HTTPユーザーサービス構成 |
SIM HTTP ユーザサービス構成では、HTTP リスナーを使用してマシンエージェントデータが収集されます。 |
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SQLデータコレクタ |
SQLデータコレクタは、SQLパラメータからビジネスデータを収集し、トランザクション分析に使用します。 |