ウィジェットのプロパティ
ウィジェットのプロパティは、ウィジェットのタイプによって若干異なります。
構成フォームにあるウィジェットのプロパティは、一目瞭然のわかりやすいものが大半です。このリストでは、一部のわかりにくいプロパティについて説明します。
- Metric Display Name:ウィジェットでのメトリックの表示名を選択できます。以下の置換変数を1つ以上指定して、メトリックの表示名を決定します。
- ${#}:ロールアップ値によるソートに基づき表示されるメトリックの数
- ${m}:メトリック名
- ${e}:エンティティ名
例えば、${m}を指定した場合、ウィジェットには完全なメトリック名が表示されます。
- Static Thresholds:グラフウィジェットに対して、特定の値を持つ静的しきい値を作成できます。しきい値はグラフの線として表示されます。
- Double click action:一部のウィジェットには、ウィジェットをダブルクリックしたときの結果を定義するオプションがあります。ダブルクリックアクションを、Metric Browserや、Drilldown URL 値で指定された URL を開くよう構成できます。
- Drilldown URL:Drilldown URL では、ウィジェットをダブルクリックしたときにウィジェットで開く Splunk AppDynamics パネルの URL を指定します。たとえば、リクエストの遅延が増加したときにその原因を調査する場合、ウィジェットをダブルクリックすることでダッシュボードからすべての階層の App Servers List にジャンプするよう設定できます。特定のパネルの URL を取得するには、[Settings > Copy a link to this screen to the clipboard] をクリックします。
- Time Range:ウィジェットでは、グローバルまたはダッシュボードの時間範囲、あるいはウィジェットに固有の時間範囲を使用できます。ウィジェット固有の時間範囲を選んだ場合は、プルダウンメニューからウィジェットの時間範囲を選択します。
- Events Overlay:グラフウィジェットでオーバーレイする特定のイベントを構成して、特定のイベントとパフォーマンスの相関性を示すことができます。[Show Events] チェックボックスにチェックを入れ、オーバーレイされるイベントを定義するクエリを作成します。