正常性ルール違反の検証

特定の正常性ルール違反の詳細を表示するには
  1. リストから正常性ルール違反の行を選択します。
  2. [View Health Rule Violation Details] をクリックします。

[Health Rule Violation] の概要画面で [Affects]リンクをクリックすると、正常性ルールの影響を受けたエンティティのダッシュボードを表示できます。または、[View Dashboard During Health Rule Violation] ボタンをクリックすると、違反が発生した時間のダッシュボードを表示できます。

注: 正常性ルール違反が発生した場合、影響を受けるエンティティのダッシュボードにアクセスするためのハイパーリンクは、エンティティタイプ Machine_Instance のサーバー正常性ルールには表示されません。[Health Rule] ウィンドウの [Affected Entities]タブに移動して、影響を受けるエンティティのリストを表示します。

UIの正常性インジケータから正常性ルール違反の詳細にアクセスすることも可能です。たとえば、ビジネストランザクションの正常性またはサーバーの正常性が重大な状態であることを示す赤色のインジケータがダッシュボードに表示されていたら、クリックしてビジネストランザクションまたはティアのリストを表示し、リストの正常性コラムのアイコンをクリックします。

[Health Rule Violation] の概要ウィンドウには、正常性ルール条件で [Trigger only when violation occurs x times in last y minute(s)] オプションを選択すると、違反しているメトリック値の平均が表示されます。

たとえば、 1 分あたりのコール数の値が 6 を超えた場合にアラートをトリガーし、過去 5 分間に 3 回この条件が発生する必要があるという条件を作成します。この場合、コントローラは最後の 5 分間の各分について Calls Per Minute の値をチェックします。最初の 1 分間の 1 分あたりのコール数の値が 7、2 分目の 1 分あたりのコール数の値が 9、3 分目の 1 分あたりのコール数の値が 8 、4 分目の 1 分あたりのコール数の値が不明で(メトリックは報告されませんでした)、5 分目の 1 分あたりのコール数 の値が 3 だとします。このシナリオでは、1 分あたりのコール数の値が 3 回 6 を超えており、条件を満たしています。したがって、アラートがトリガーされ、正常性ルール違反の概要で、違反しているメトリックの平均値が 8、つまり (7+9+8)/3 として表示されます。