ハードウェアモニタ

HardwareMonitor 拡張機能は、OS 固有のスクリプトの集合です。SunOS および Solaris マシンは、デフォルトでこの拡張機能を使用します。デフォルトで JavaHardwareMonitor を使用するオペレーティングシステムでは、OS 固有のモニターに切り替える必要があることがあります。JavaHardwareMonitor が統計情報のレポートに失敗し、次のようなエラーログが表示される場合は、OS 固有のモニターに切り替えることができます。

[Agent-Scheduler-1] 28 Nov 2013 13:13:55,435 ERROR SigarMinuteTask - Error fetching network statistics for interface [eth0:17]. Blocklisting it.
[Agent-Scheduler-1] 28 Nov 2013 13:13:55,435 ERROR SigarMinuteTask - Error fetching disk i/0 statistics for interface [eth0:17]. Blocklisting it.

HardwareMonitor を使用した基本ハードウェアメトリックの収集

JavaHardwareMonitor から OS 固有のモニタに変更する方法

  1. マシンエージェントを停止します。
  2. JavaHardwareMonitor を無効にします。
    1. <machine_agent_home>/monitors/JavaHardwareMonitor/ から monitor.xml を検索して編集します。
    2. <enabled>true</enabled><enabled>false</enabled> に変更します。
    3. ファイルを保存します。
  3. モニタする OS の HardwareMonitor を有効にします。
    1. <machine_agent_home>/monitors/HardwareMonitor/. から monitor.xml を編集します。
    2. <enabled>false</enabled><enabled>true</enabled> に変更します。
    3. ファイルを保存します。
  4. マシンエージェントを再起動します。

空きメモリメトリックの設定の変更

マシンエージェントのインストールで、メトリック収集に OS 固有の HardwareMonitor が使用されている場合、デフォルトでは、エージェントは、どのプロセスでも使用されておらず、I/O バッファまたはキャッシュにないメモリとして空きメモリをレポートします。空きメモリメトリックでは、I/O バッファまたはキャッシュにある一方で、新しいプロセスに対して使用できるメモリを含める方が便利です。

新しいプロセスに使用できる I/O バッファまたはキャッシュ内のメモリを含めるには、HardwareMonitor の設定を変更します。

  1. <machine_agent_home>/monitors/HardwareMonitor/config.sh を開きます。
  2. REPORT_MEMORY_FREE_AS_MEMORY_AVAILABLE を 1 に設定します。
  3. エージェントを再起動します。