Ruby のトレースデータを Splunk Observability Cloud のログに接続する

Splunk OTel Ruby エージェントが自動的に提供するトレース属性を含めるように、Ruby 標準ロガーを設定できます。トレースメタデータを使ってトレースをログイベントと関連付け、Splunk Observability Cloud でログを調査します。

Splunk OTel Ruby エージェントが自動的に提供するトレース属性を含めるように、Ruby 標準ロガーを設定できます。トレースメタデータを使ってトレースをログイベントと関連付け、Splunk でログを調査します。

ログ文にトレースメタデータを含める

Splunk OTel Ruby エージェントは、標準ライブラリのロギングモジュールに対して以下の属性を提供します:

  • トレース情報: TraceIdSpanId

  • リソース属性: ServiceName

ログにトレースメタデータを追加するには、以下の例のように、Ruby標準ロガーの Splunk::Otel::Logging.format_correlation 関数を使用してフォーマッタを設定します:

logger.formatter = proc do |severity, datetime, progname, msg|
   "#{Splunk::Otel::Logging.format_correlation} #{msg}\n"
end

これは各ログ行に service.name=<ServiceName> trace_id=<TraceId> span_id=<SpanId> を追加します。次の例を参照してください:

service.name=basic-service trace_id=789b159aaee2b389a8771b2588278bcf span_id=6d26eba14a81f3fa