Kubernetes用のオートディスカバリーとゼロコードインストルメンテーション

Kubernetes 用のオートディスカバリとゼロコードインストルメンテーションを始めましょう。オートディスカバリとゼロコードインストルメンテーションをデプロイして、ご利用の環境で実行中のサービスとアプリケーションを自動的に検出し、それらのアプリケーションから Splunk Observability Cloud にデータを送信します。

自動検出は、データベースやウェブサーバーなどのサードパーティサービスから信号データを検出して収集します。Collector が自動検出を介して構成スニペットを自動生成しますが、これを変更して既存の構成に組み込むことにより、サービスのデータを取得できます。

注意: サードパーティサービス用のオートディスカバリーは、LinuxおよびKubernetes環境にあるCollectorでのみ利用可能です。

自動検出を介して、バックエンド アプリケーションのゼロコード インストルメンテーションを有効にすることもできます。これにより、Collector はソース アプリケーション コードを変更したり、新しいインストールや構成手順を追加したりせずに、アプリケーション言語のランタイムからデータを取得できます。このオプションを使用すると、インストルメンテーション エージェントを個別にインストールして設定する必要がなくなります。Collector の自動検出機能を使用したゼロコード インストルメンテーションは、 Java、Node.js、および .NET 言語ランタイムでのみ使用できます。または、「バックエンドアプリケーションをインストルメンテーションして、スパンを Splunk APM に送信する」で説明されているように、8 つのバックエンド言語用に、Collector とは独立してゼロコード インストルメンテーションを展開できます。

はじめに

オートディスカバリを介して Kubemetes 上で実行される Java、Node.js、および .NET アプリケーション のゼロコードインストルメンテーションを有効にするには、「Kubernetes でのバックエンドアプリケーションのゼロコードインストルメンテーション」を参照してください。このオプションを使用すると、インストルメンテーション エージェントを個別にインストールして設定する必要がなくなります。

Kubernetes 環境でサードパーティ製アプリケーションの Collector のオートディスカバリを使用するには、「Kubernetes でのサードパーティサービスのオートディスカバリ」を参照してください。このオプションを使用すると、Collector によって自動生成された設定ファイルを再利用するだけで済みます。

注: Collector バージョン 0.109.0 以降を使用している場合、Splunk Observability Cloud にログインし、[Data Management] メニューの [Discovered services] タブに移動すると、Collector が検出して自動的に監視できるサービスおよびサードパーティ製アプリケーションを確認できます。

Kubernetes 環境でオートディスカバリとゼロコードインストルメンテーションを使用してアプリケーションを監視する方法の説明については、「Kubernetes でのオートディスカバリとインストルメンテーションの高度なカスタマイズ」を参照してください。