try nowでテスト設定を検証する
Splunk Synthetic Monitoring の try now run を使用してテストを検証し、テスト設定が正しく正確であることを確認します。
テストを構築する際、try now を使用すると、トラブルシューティングやテスト構成の検証に便利なレイヤーが追加されます。ステップを追加する際に、Try now を選択すると、構築したテストが有効な設定になっているかどうかを確認できます。
テスト構成を検証するために try now を使用するタイミング
Splunk Synthetic Monitoring の実行には、Try now と Persisted の 2 種類があります。Persisted 実行はスケジュールに従って実行され、実行結果は保存され、モニタリングに使用されます。Persisted 実行は、スケジュールに従って実行されるブラウザテスト、API テスト、アップタイムテストのいずれのタイプでも発生します。Try Now 実行はすぐに実行され、結果は一時的であり、Persisted 実行のメトリクスには影響しません。Try Now 実行は、テストの構成を検証するために行います。ここでは、各実行タイプを使用するタイミングについて説明します。
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run のタイプ |
ユースケース |
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Try now run |
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永続化された run |
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例
次は、Try Now の使用が推奨される状況です。アプリケーションのカートに追加するワークフローをモニターするブラウザテストがあるとします。このテストに、支払いプロセス中にユーザーがプロモーションコードを追加できることを確認するための一連のステップを追加したいとします。
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テストの編集ビューを開きます。
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プロモコードプロセスのステップを追加します。
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[Try now] を選択して実行します。
Try Now を実行した結果には、テストが正常に完了したかどうかが表示されます。ステップのいずれかに問題がある場合、Try Now の結果はどのステップに問題があるかを示し、テストをモニタリングスイートに追加する前にトラブルシューティングを行うことができます。
制限
各組織で1時間あたり最大 1,000 回 try now run を実行できます。