APIテストメトリクス

Splunk Synthetic Monitoring の API テストで取得可能なメトリクスの参照と定義。

API テストは、API のパフォーマンスを一目で把握できる一連の主要メトリクスを取得します。

ディメンション

Splunk Synthetic Monitoring のメトリクスには、以下のディメンションがあります:

ディメンション 説明

success

run に成功した場合は true、失敗した場合は false です。

failed

run に失敗した場合は true、成功した場合は false です。

location_id

この run の場所のID。

test_id

このテストのID。

test_type

API テストのテストタイプは api に設定されます。

リクエストレベルのメトリクス

各リクエストに対して、以下のメトリクスが収集されます。

リクエストレベルのメトリクスには、テスト内のリクエストの位置を参照する追加の request_number ディメンションが含まれます。テストの最初のリクエストの位置は 0、2 番目のリクエストの位置は 1 となります。request_number ディメンションを使用してリクエストを指定せずに、パフォーマンス KPI チャートまたはディテクターでリクエストレベルのメトリクスを選択する場合、メトリクス値はすべてのリクエストにわたって集計されます。

メトリクス メトリクス名 説明

DNS時間

synthetics.dns.time.ms

DNSサーバーからホスト名を解決するのに要する時間。名前解決は libcurl が名前を IP アドレスに変換するプロセスです。

期間

synthetics.duration.time.ms

リクエストとレスポンスが完了するまでの合計時間。

受信時間

synthetics.receive_time_ms

名前解決など、前回の転送を受信するのにかかった時間の合計。

TCP接続時間

synthetics.connect.time.ms

リモートホストまたはプロキシへの接続にかかる時間。

TLS時間

synthetics.tls.time.ms

SSL/SSHハンドシェイクの開始から終了までの時間。

待ち時間

synthetics.wait.time.ms

転送開始から libcurl が最初のバイトを受信するまでの経過時間。

応答サイズ

synthetics.resource_request.size.bytes

http レスポンスのバイト数。

run レベルのメトリクス

特定のデバイスと場所から特定の時間にテストを行うことを run と呼びます。これらのメトリクスは、各 run に基づいて計算されます。

メトリクス メトリクス名 説明

期間

synthetics.run.duration.time.ms

run の合計期間。

アップタイム

synthetics.run.uptime.percent

テスト run の稼働時間。テスト run が失敗した場合は 0、成功した場合は 100 となります。

ダウンタイム

synthetics.run.downtime.percent

テスト run の停止時間。テスト run が失敗した場合は 100、成功した場合は 0 となります。