PHP Web
一致条件には以下の項目(1つまたはそれ以上)が含まれます。
- HTTPメソッド
- URIセグメント
- HTTPパラメータ(値またはパラメータの存在)
- HTTPヘッダー(値またはヘッダーの存在)
- ポート
- クッキー(値またはクッキーの存在)
「カスタムマッチルール」の「複数ルールが適用される場合の優先順位の設定」を参照してください。
トランザクションの分割
PHP Web では、トランザクションが URI を基にエントリポイントを識別するよう構成されている場合、必要に応じてトランザクションを複数のトランザクションに分割できます。たとえば、ログインリクエストは単一のトランザクションとして自動検出されますが、リクエストが新規ユーザーまたは既存ユーザーの操作に分岐する場合には2つのトランザクションに分割することが可能です。
URIセグメント、パラメータ値、ヘッダー値、クッキー値などのトランザクション名からのリクエストデータを使用して、PHP Webトランザクションを分割することができます。
PHP Web分割の例
たとえば、モバイル事業者パラメータでカスタムマッチルールトランザクション「mobile checkout」を分割するには、エージェントは次のように別々のトランザクションを検出します。
- products/mobile/checkout?carrier=verizon
- products/mobile/checkout?carrier=sprint
- products/mobile/checkout?carrier=att
事業者パラメータに基づいてトランザクションを分割するには
- Rule ConfigurationタブでURIマッチオプションを設定します。
- Split Transactions Using Request Data をチェックします。
- Use a parameter value in Transaction names を選択します。
- [Parameter Name] に「carrier」と入力します。
エージェントは、「mobile checkout.verizon」、「mobile checkout.sprint」、「mobile checkout.att」のトランザクションを作成します。
PHP Webカスタムマッチルール vs その他のタイプの自動検出ルール
PHP Web 用に構成されたカスタムマッチルールが、同じアプリケーション内の異なるトランザクションタイプのビジネストランザクションの自動検出ルールと同じ基準である場合、PHP Webカスタムマッチルールが優先され、ビジネストランザクションはPHP Webトランザクションタイプとして表示されます。
ただし、PHP Webのカスタムマッチルールと他のトランザクションタイプのカスタム一致ルールが同じ基準で一致する場合、優先順位はルールの優先値に従います。