インストルメンテーション オプション

トレーサをインストゥルメント化します。

  • 自動的に、Splunk AppDynamics クラス MonitoredRequestStreamHandler を使用するか
  • Splunk AppDynamics手動で、AppDynamics.getTracer(context) メソッド を使用します。

自動トレーサ インストルメンテーション

関数が RequestStreamHandler インターフェイスを使用している場合は、自動的にトレーサをインストゥルメント化できます。

自動インストルメンテーションで、関数はトレーサの設定を継承します。自動インストルメンテーションは、トレーサを次の操作が実行できるように事前に設定します。

  • トランザクションの作成、開始、停止
  • 相関ヘッダーの検索
  • トランザクションエラーの報告

RequestStreamHandler および RequestHandler は、AWS によって提供される事前定義されたハンドラです。AWS のマニュアルを参照してください。

手動トレーサ インストルメンテーション

AppDynamics.getTracer(context)手動トレーサ インストゥルメンテーションでは、メソッド は、関数のエントリポイントメソッドの開始時にトレーサをインスタンス化します。次の場合は、手動でトレーサをインストゥルメント化します。

  • RequestStreamHandlerAWS Lambda 関数は インターフェイスをインストゥルメント化していません。

  • MonitoredRequestStreamHandler から構成を継承するように関数を設定する必要がありません。
  • 1AWS Lambda 関数はマルチスレッド化され、動作が定義されていることを確認します。詳細については、「トレーサの同期」を参照してください。

手動トレーサ インストルメンテーションを使用するには、次の操作を実行する必要があります。

  • トレーサのインスタンス化
  • トランザクションの作成、開始、停止
  • 相関ヘッダーの検索
  • トランザクションエラーの報告

Java の AWS Lambda コンテキストオブジェクトcontext,は AWS によって提供されます。AWS のマニュアルを参照してください。

トレーサの同期化

両方のインストルメンテーション オプションについて、トレーサへのアクセスを同期する必要があります。

getTransaction()自動インストゥルメンテーションでは、 メソッドによって返されるトランザクション オブジェクトを同期する必要があります。

getTracer()手動インストゥルメンテーションでは、 メソッドによって返されるトレーサオブジェクトを同期する必要があります。トレーサのマルチスレッド使用には、手動のトレーサ インストルメンテーションが必要です。

1 これらのマニュアルで使用されている Amazon Web サービス、AWS ロゴ、AWS、およびその他の AWS マークは、米国およびその他の国における Amazon.com, Inc. またはその関連会社の商標です。