ZTS を使用する PHP エージェントのインストール
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install.shを使用するには、「 シェルスクリプトによるPHPエージェントのインストール」を参照してください。install.shを使用して Linux にインストールします。 -
PHP CLI をインストゥルメント化する場合は、「PHP CLIアプリケーション用エージェントの構成」を参照してください。
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同じサーバ上で実行されている複数の PHP アプリケーションをインストゥルメント化する場合は、「単一サーバー上の複数の PHP アプリケーション」を参照してください。
PHP ZTS インストール後に追加されるファイル
PHP エージェントをインストールすると、次のファイルが追加されます。
- 設定ファイル
Splunk AppDynamics の場合、PHP 構成ファイルは 2 つあります(
php.iniおよびappdynamics_agent.iniフラグメント)。AppDynamics 設定は、ご使用の PHP がインストールされているオペレーティングシステムに応じて、どちらかの .ini ファイルにあります。.iniPHP エージェントインストーラは、php.iniファイルがあるディレクトリにappdynamics_agent.iniファイルを追加します。このディレクトリは次のコマンドを使用して検索することができます。php -i | grep -e "Additional .ini files parsed"インストーラが PHP 展開の ini フラグメントが存在するディレクトリを特定できない場合は、必要な Splunk AppDynamics の ini フラグメントを表示し、それをコピーしてメインの
php.iniファイルに貼り付けるよう要求します。構成ファイルが配置される可能性のある場所については、http://php.net/manual/en/configuration.file.php も参照してください。 - .soファイル
インストーラは、PHP 拡張ディレクトリに
appdynamics_agent.soファイルもインストールします。このディレクトリは次のコマンドを使用して検索することができます。php -i | grep extension_dir - ログ
各アプリケーションには、エージェントログとプロキシログがあります。デフォルトでは、エージェントログは
$<php_agent_install>/logs/agent.logに書き込まれます。ログにはエージェントが処理してプロキシに送信するトランザクションが含まれます。エージェントログの命名におけるデフォルトのパターンは以下のとおりです。- agent.log:現在のログ
- agent.log.1:最新のログ
- agent.log.2:2 番目に最新のログ
- agent.log.3:3 番目に最新のログ
- agent.log.4:4 番目に最新のログ
- agent.log.5:5 番目に最新のログ
サードパーティライブラリのライセンスは、エージェント インストール フォルダのディレクトリ license(appdynamics-php-zts-agent-linux_x64/license)にあります。
PHP ノードへのマシンエージェントのインストール
PHP エージェントを実行しているノードに、マシンエージェントをインストールできます。ただし、PHP エージェントノードにマシンエージェントをインストールして、マシンエージェントの controller-info.xml ファイルに階層およびノードの名前を指定すると、PHP エージェントはコントローラを正しく登録できません。
これを回避するには、次のようにします。
- マシンエージェントをインストールする前に PHP エージェントをインストールします
- インストゥルメント化された PHP ノードをホスティングするマシンにマシンエージェントをインストールする場合、マシンエージェントの
controller-info.xmlファイルにアプリケーション、階層、またはノードの名前を指定しないでください。これを行うとPHPエージェントが登録に失敗する可能性があります。