POCOカスタムマッチルールの概要

POCOカスタムマッチルールを作成するには、 ビジネストランザクションにおいて最も適切なエントリポイントである、.NETのクラス/メソッドのカスタムマッチルールを定義します。アプリケーションのコーディングに精通している人物がこの決定をサポートできます。「カスタム一致ルール」ページを参照することもできます。

Splunk AppDynamics必要に応じて、[Background Task] オプションを有効にして、トランザクションをバックグラウンドタスクとしてモニターできます。 は、バックグラウンド タスク トランザクションのビジネス トランザクション メトリックのみを報告します。バックグラウンドタスクのティアレベルおよびアプリケーションレベルでの応答時間とコールメトリックは集計されません。詳細については、「バックグラウンドタスクのモニタリング」を参照してください。

ルールの作成後、Splunk AppDynamics は一致したエントリポイントメソッド上のトラフィックを検出し、そのビジネストランザクションをカスタムマッチルールの名前を付けて登録します。

注: デフォルトで、新しいPOCOエントリポイントに必要なインストルメンテーションの変更を適用するには、1分待機してからアプリケーションを再起動する必要があります。まだコントローラに登録していないティアに適用するアプリケーションレベルの POCO を作成する場合、ビジネストランザクションを表示するために、ティアの登録後にアプリケーションを再起動する必要が生じることがあります。.NET エージェントに対してランタイム リインストルメンテーションを有効にすると、インストルメンテーションの変更後もアプリケーションを再起動する必要がなくなります。

ここで説明したPOCOエントリポイントの定義方法に代わる代替方法として、トランザクション検出ツールを使用して、検出されたトランザクションに基づいて、マッチルールを作成できます。ビジネストランザクション検出セッションビジネストランザクション検出セッション

注: Linux 用の .NET エージェントは、コントローラ UI を使用したシンプルな POCO ビジネストランザクション構成をサポートしています。Linux ビジネストランザクション設定用の .NET エージェント