プロセッサの設定
プロセッサを使用すると、データエンリッチメントやバッチ処理など、データの追加的な処理が可能になります。
プロセッサを構成する必要があります。
リソースプロセッサ
コントローラのアカウント、ホスト、およびポートをリソースプロセッサに追加します。
resource: attributes: セクションで、以下を追加します。
appdynamics.controller.account:Splunk AppDynamics コントローラのアカウント名appdynamics.controller.host:Splunk AppDynamics コントローラのホスト名appdynamics.controller.port:Splunk AppDynamics コントローラのポート番号
service.name および service.namespace リソース属性も追加する必要がありますが、それらを追加する方法には次の 3 つのオプションがあります。- アプリケーションコード内から
service.nameとservice.namespaceを設定します。 - OpenTelemetry
otel-config.yamlファイルでservice.nameを設定します。 OTEL_RESOURCE_ATTRIBUTES環境変数でservice.nameおよびservice.namespaceを設定します。
詳細については、「リソース属性の設定」を参照してください。
processors:
resource:
attributes:
- key: appdynamics.controller.account
action: upsert
value: "acme"
- key: appdynamics.controller.host
action: upsert
value: "acme.saas.appdynamics.com"
- key: appdynamics.controller.port
action: upsert
value: 443 # can be an integer or string.バッチプロセッサ
バッチプロセッサは、スパン、メトリック、またはログを受け取り、それらを OpenTelemetry Collector パイプラインのバッチに配置します。
パフォーマンスを向上させるために、以下の batch: 属性を設定します。
timeout:サイズに関係なくバッチが送信されるまでの時間。デフォルトは 30 秒です。send_batch_size:バッチが送信されるまでのスパンまたはメトリックの数。デフォルト値は 8,192 です。注: 最適な結果を得るには、リクエストごとに 90 以下のスパンをバッチ処理することをお勧めします。
processors:
batch:
timeout: 30s
send_batch_size: 90