Splunk Infrastructure Monitoringの読み取り権限および書き込み権限

Splunk Infrastructure Monitoringのダッシュボードグループ、ダッシュボード、ディテクターに対する読み取り権限および書き込み権限と、デフォルトルールの仕組みについて学習します

注: Enterprise Editionで利用できます。詳細については、「サブスクリプションの種類、拡張、更新、解約」を参照してください。

ダッシュボードグループおよびダッシュボードに対する読み取り権限

以下はデフォルトの読み取り権限設定です。

コンポーネント

権限

ダッシュボードグループ

誰でもダッシュボードグループを表示可能

ダッシュボード

権限は、保存先のダッシュボードグループから継承

注: ディテクターについては、読み取り権限のカスタマイズはできません。

ダッシュボードおよびダッシュボードグループの閲覧者を制限するには、その項目に対して読み取り権限を指定します。読み取り権限は次のような場合に使用します。

[ロール(Role)]

読み取り権限の使用例

ユーザー

自分のユーザーダッシュボードグループの読み取り権限を制限する

チームメンバー

他のチームメンバーだけが項目を閲覧できるように指定する

管理者

重要情報または機密情報を監視する項目について、特定のユーザーのみが閲覧できるように指定する

読み取り権限の設定ルール

読み取り権限は次のように機能します:

  • ダッシュボードグループおよびダッシュボードに対して読み取り権限を設定できます。

  • デフォルトでは、新規のダッシュボードグループまたはダッシュボードは、どのユーザーでも見ることができます。

  • 管理者は、すべての項目に対して読み取り権限の付与および取り消しを実行できます。

書き込み権限

以下はデフォルトの書き込み権限の設定です。

コンポーネント

権限

ダッシュボードグループ

誰でも編集可能

ダッシュボード

権限は、保存先のダッシュボードグループから継承

ディテクター

誰でも編集可能

ユーザーが意図せずこれらの項目のいずれかに変更を加えることを防ぐために、項目に対して書き込み権限を指定することができます。書き込み権限は次のような場合に使用します。

[ロール(Role)]

書き込み権限の使用例

ユーザー

自分のユーザーダッシュボードグループの書き込み権限を制限する

チームメンバー

他のチームメンバーだけが項目を編集できるように指定する

管理者

重要情報または機密情報を監視する項目について、特定のユーザーのみが編集できるように指定する

書き込み権限の設定ルール

書き込み権限は次のように機能します:

  • ディテクター、ダッシュボードグループ、およびダッシュボードに対して書き込み権限を設定できます。

  • デフォルトでは、新規のディテクター、ダッシュボードグループ、またはダッシュボードは、どのユーザーでも編集できます。

  • ある項目に対する書き込み権限を持つ人は、その項目に対するすべての権限の付与または取り消しを実行できます。

  • 書き込み権限を持っている人なら誰でも、個々のユーザーやチームに書き込み権限を付与することができます。

  • ある項目に対する書き込み権限を持つ人は、同じ項目に対する読み取り権限も持ちます。

  • 管理者は、すべての項目に対して書き込み権限の付与および取り消しを実行できます。

注:
  • チームがある項目に対する書き込み権限を持っている場合、どのユーザーも、そのチームに参加すると、その特定のアイテムに対する書き込みアクセス権を得ることができます。

  • 管理者は、ある項目に対する書き込み権限を得るために、その項目の権限リストに自分自身を追加することができます。

  • ある項目に対する書き込み権限を持つユーザーは、その項目の権限に他のユーザーを追加したり、削除したりことができます。

読み取り権限と書き込み権限の管理