動的な環境に関する考慮事項
Splunk AppDynamics のアプリケーション エージェントは実質、従来のデータセンターと同じように動的な環境で動作します。ただし、動的な環境にエージェントを展開する際にはいくつか考慮すべき事項があります。
- エージェントがコントローラに到達できることを確認する。特にエージェントがホステッドサーバーで実行され、コントローラがオンプレミスで動作する場合、使用環境でエージェントがファイアウォールを通ってコントローラにアクセスできることを確認する必要がある。
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カスタムノード期限の処理を構成する。デフォルトでは、コントローラはデフォルトのタイムアウト設定に基づいてノードのライフサイクルを管理している。「履歴ノードと切断ノード」で説明されているように、ノードのデフォルトの有効期限を短縮することもできる。これを直接管理するには、アクティビティのタイムアウトに頼るのではなく Splunk AppDynamicsREST API の mark-nodes-historical リソースを呼び出す JVM でシャットダウン前にスクリプトを実行し、コントローラにそれ自体が履歴であることを宣言する。
- 使用環境の性質によっては、Splunk AppDynamics の固有ノードとして各 JVM インスタンスを追跡しても意味がないことがある(こういったケースではノードのセットが無制限になるため)。また、JVM は同じものなので、Splunk AppDynamics で異なるノードとして表しても、環境の論理モデルを上手く反映することができない。