一般設定

次の表は、アプリケーションコードに挿入する require ステートメントにある設定の完全なリストです。これらのすべての設定が必要なわけではありません。

プロパティ名 説明
controllerHostName コントローラの IP アドレスまたはホスト名。SaaS の場合は、Splunk AppDynamics からの Welcome メールにこの URL が記載。オンプレミスの場合は、コントローラのインストール時にこれらを設定。
controllerPort

エージェントがコントローラに接続するポート。オンプレミスコントローラの場合は 8090、SaaS コントローラの場合は 443。

controllerSslEnabled SSL 経由でコントローラに接続する場合はこのプロパティを true に設定。
accountName このエージェントがレポートするコントローラのアカウント名。
accountAccessKey コントローラのアカウントアクセスキー。
applicationName Splunk AppDynamics コンソールのアプリケーション全体を示す名前。
tierName フローマップで Node.js アプリケーションまたはサービスを示す名前。
nodeName このエージェントにより監視されるNode.jsプロセスを示す名前。ノード名Node.js設定参考資料
noNodeNameSuffix オプション。エージェントが -0、-1、-2 などのサフィックスをノード名に追加しないようにする場合は、true に設定。ノード名Node.js設定参考資料
proxyHostproxyPort プロキシサーバ経由でコントローラにデータをルーティングする場合は、これらのオプションを設定。proxyHost はプロキシサーバのホスト名または IP アドレス、proxyPort は、使用しているプロキシサーバーの HTTP または HTTPS ポートです。ホストを設定した場合、ポートも設定する必要があります。
proxyUserproxyPasswordFile プロキシサーバにログイン情報が必要な場合は、プロキシのユーザ名とパスワードファイルを構成。
proxy Java プロキシバージョンの Node.js エージェントを使用する場合は、このプロパティを true に設定。
alwaysAddEumMetadataInHttpHeaders リクエストがクロスオリジンであってもビジネストランザクションのメタデータを XHR ヘッダーと cookie に書き込むように Node.js エージェントを構成する場合は、このプロパティを true に設定します。「アプリケーション エージェントのノードプロパティ参照資料」に記載されている、同等の設定 always-add-eum-metadata-in-http-headers の説明を参照してください。
btEntryPointDelayDisabled true | false:オプション。デフォルトは false です。このプロパティを true に設定すると、ビジネストランザクションの起動を高速化できますが、分散トランザクションでのドリルダウンに悪影響を与える可能性があります。
debug エージェントのデバッグレベルのログを有効にするには、このプロパティを true に設定。デフォルトはfalse。
logging エージェントのログ記録に関連する場所、レベル、およびその他の設定。「Node.js エージェントログ」を参照してください。
maxProcessSnapshotsPerPeriod オプション。デフォルトは 2 です。processSnapshotCountResetPeriodSeconds の秒数で許可される自動プロセススナップショットの数。
processSnapshotCountResetPeriodSeconds オプション。デフォルトは 60 です。自動プロセス スナップショット カウントが 0 にリセットされる頻度(秒単位)。
autoSnapshotDurationSeconds

オプション。デフォルトは 10 です。自動トリガーされるプロセススナップショットの長さ(秒単位)。

proxyAutolaunchDisabled

true | false:オプション。デフォルトは false です。このエージェントのプロキシを手動で起動する必要がある場合は、このプロパティを true に設定。Node.jsのプロキシを手動で起動Node.jsのプロキシを手動で起動

proxyCtrlDir エージェントが Splunk AppDynamics ノードを起動するために使用するドメイン制御ソケットを含むディレクトリ用のディレクトリパス。オプション。エージェントが設定。マルチテナントプロキシを設定する場合に、手動で設定する。Node.js エージェント間でのプロキシの共有Node.js エージェント間でのプロキシの共有
rootTmpDir

エージェントのファイルを保存するディレクトリのルート用ディレクトリパス。オプション。デフォルトは /tmp/appds です。

tmpDir 監視対象ノード用ルートディレクトリのサブディレクトリのディレクトリパス。オプション。デフォルトは、インストゥルメント化されたノードのコントローラ情報のハッシュ。
reuseNode

ノード名を再利用できるようにするには、このプロパティを true に設定します。このプロパティは、寿命が短いノードが多数ある環境のモニタリングに役立ちます。デフォルトはfalse。

注: Node.js プロセスの SIGTERM(15)シャットダウンは、reuseNode 機能の要件です。
reuseNodePrefix このプロパティを、reuseNode が true に設定されているときにノード名のプレフィックスとなる文字列に設定。コントローラはこのプレフィックスを使用して、ノード名を動的に生成します。
certificateFile .pem SSL 証明書を含むディレクトリのディレクトリパス。
uniqueHostId 一意のホスト ID は、ホストを識別する任意の値に設定できます。値を指定しない場合、エージェントによってホスト ID が生成されます。この設定は、プロキシなしバージョンの Node.js エージェントにのみ使用可能です。